エンターテイメントの力。

遅ればせながら、どうしても自分用として、そして自分に対する戒めとして書き残して置きたかったプロフェッショナルの感想。


初っ端、スガさんのBGMが流れた瞬間既に涙腺崩壊してました。SMAPのプロ意識の強さ、何事にも全力で取り組む姿勢、そして何より今も残るメンバー内での緊張感。バラエティにしてもコンサートにしても、そして震災の取り組みも、舞台裏は見えなくても表だけで全部5人が放つオーラとして溢れてて、私はそれに一視聴者として感動したり圧倒されたりしてました。
だけど、そんなもんじゃなかった。甘く見てた、って言ったら語弊があるけど、"準備段階のSMAP"はそんなものじゃなかった。ただただ、全身が金縛りにあったように釘付けで見てた。これはドキュメンタリーという仕事で、多分中居さんあたりはこれはテレビで流す限り裏側じゃない、と言うと思う。でもカメラ越しとはいえ、5人のただひたすら前だけを見据える瞳が見れたこと、もうこの番組に関わった全ての各方面の人たちに感謝したいです。


ということで、ちょっと追記にてつらつらと。




まず被災地の密着に、私は少し気兼ねしていたんですよね。この件に関しては、仕事をしているという目で見ちゃいけないと思ったから。でもそれ以上にスタンバイする5人の表情が焼きついた。この番組で最初に感じたメンバー内の緊張感。その場所がドームであれ国立競技場であれ、小学校の体育館であれ、彼らにしてみれば関係ないんだろうな。5人がしっかり見てるのは、人々そのもの、それだけなんでしょうね。ステージに上がれば貯めに貯めていたパワーが全部溢れていく感じとか、中居さんが子どもを強く抱きしめた感じとか、ひざまずいて笑顔で握手する5人とか、もっとがしっと握れと言った木村さんとか、 あー、きっとここに居る全ての人が今笑顔なんろうなと思ったら泣けてきた。もう見続けられないと思った(笑)。


目の前のことに全力をつくす。

これが根っこに備わってるから、俺たちはたいしたことないとか言えちゃうんだよ。まだまだやり残してることが無限にあるってことでしょ? 木村さんのラクしたらSMAPじゃないという言葉が全てを表してるような気がします。なんだこの言葉。強いよ。そこらへんの戦隊ヒーローより強いよ。
嬉しかったのは、楽屋での会話ですかねー。中居木村慎吾が話してて、吾郎さんがアドバイスして、つよしが賛同して。それぞれに一定の距離が開いてるのもいちいちかっこいい。あとはSMAP一人一人を紹介する時に思いっきりナレーションされていた、「木村さんは、中居さんと正反対だ」という言葉。もうSMAPの内部構造を語る上でハズせなさすぎる上2人。昔つよしか誰かが2人は正反対なのにどっちも正論だと言ってたけど、本当にそうだね。この2人が対極にいるって改めてすげーなwwもうwww木村さんは想像できる。スタッフと喋る感じとかも。中居さんも裏では無口だと頭の中では分かってても、ビストロの中の中居さんは表の顔しか見てなかったから、あのビストロセットで腕組みながら行ったりきたりする表情がすごく新鮮だった…!なにこれおとこまえ!

森くんの話にひたすらくたばりそうになりました。中居さんが森くんに今でも帰ってきて欲しいと思うことがあるって言ってたけど、それは自分の中で蹴りをつけられたから言えたことなんでしょうね。あまりにも優しい声で言うから、この前見た現在の森くんが今のSMAPに居る図を想像した。けど、やっぱ6スマと5スマは違うんだよ。私はSMAPは2つあると思ってるから。それぞれにそれぞれの良さがある。5人の新しいSMAPがちゃんと形になったから敢えて中居さんは言ったんだろうな、と思ってます。



これを見て改めてスマップの私の中の覇王伝説が大きくなったっていうか、もうなんでしょうね、驚異のプロ集団ですね。プロフェッショナルとは何か?それぞれが深すぎて私ごときがそれについて語るなんておこがましいぐらい、色んなことを乗り越えてきてからの言葉だと思う。最高の二番手、なんか普通言えないよ。
改めて製作に関わった方全てに感謝を込めた土下座を送りたい。いや、土下寝を。そして私自身も奮い立たされたような気がします。もういいや、と簡単に諦めてしまう自分がどれだけあの人たちのポリシーに反しているか、全身で感じました。もうほんとに。ラクしたらとSMAPじゃないと同じように、ラクしたらSMAPファンじゃないんだなと。自分で書いててすごい重みがあるけどねw



最後にひとつ! SMAP最高 だ!!!!!!!